7:FXの「くりっく365」とは?

くりっく365とは、東京金融取引所が上場した外国為替証拠金取引の愛称です。

従来のFX取引は、FX会社に直接、顧客が資産を預け、直接、売買注文を行う方法でした。
これを「店頭FX取引」といいます。

これに対し「取引所取引」とは、投資家や証券会社のFXに関する注文を、一ヶ所の「取引所」に集中させることで、FX取引がより活発に行われるようにする仕組みです。

くりっく365のメリットは「FX会社によって異なっていた為替レートが、くりっく365では一本化される」ということがあります。

従来の店頭FX取引では、スワップポイントが2つ設定されていました。スワップポイントにFX業者の利益となる「手数料」を上乗せしているためです。

しかし、くりっく365では、この手数料がゼロであるため、1つの通貨ペアのスワップポイントは、投資家が受け取る額と支払う額は同じです。

また、くりっく365は「マーケットメイク方式」を採用しています。複数のマーケットメイカーが売買価格を提示し、その中で「投資家にとって最も有利な価格」が投資家たちに提示される方法です。

このため、投資家にとって最も有利な取引価格が、一目でわかるようになっているのです。

コメント